ももいろクローバーＺを愛するパーケンさんの謙虚さについて。

腰の低い芸人さんはたくさんいるが、その中でもパーケンさんこと、キングオブコメディの高橋健一さんの奥ゆかしさはかなりのものだと思う。
キングオブコメディのネット配信番組「ニコニコキングオブコメディ」を見ているとそれがよくわかる。

ももいろクローバーZへの愛を語るときのパーケンさんからは謙虚さがにじみ出ている。
初めて本格的にももクロに目覚めたときの話が出たのは第29回。後輩の野田にバスの中で動画を見せられたことがきっかけだったという。新参者がこんなところで好きだと言うのも気が引けるとパーケンさんは

だからもう、すいません。

とファンの皆さんに謝るのである。
その後ももクロに徐々にはまっていくパーケンさん。ライブに通うようになる。
ライブ後、メンバー全員とハイタッチができるというイベントを前に

俺みたいなもんがって気持ちあるじゃん。
えーっと思って。そんなつもりじゃないじゃん。
遠くから、草葉の陰から見守って帰るだけでも十分ありがたいわけよ。
(中略)
そんなまさか、接触を試みることになるとは思わないから、
だからもう、どうしていいかわかんなくて。

大好きなアイドルとの接触の機会を、パーケンさんは「どうしていいかわからない」と語る。

遠目に見る分にはいいですよ。
実際に会うのとはちがうじゃないですか。
誤解を招く言い方かもしれないけど、会いたくないでしょ。

この「会いたくない」という気持ちは私もよくわかる。大好きなお笑いや音楽のライブの後、握手会なんかあるとどうも居心地が悪い。握手会なんて余計に距離を感じるだけのような気がして。遠くで応援しているほうが身近に感じるってことありませんか？ありませんか。そうですか。

さらにももクロの元メンバー早見あかりと東京03が番組で共演していることについては

見てると変な気持ちになってくるっていうか…
俺の中では、あかりんさんは外国に留学した位の気持ちなわけ。
まさかさ、超近い先輩と一緒にコントやってるわけよ。だからもう、どうしていいかわかんなくって。
何を飯塚さん肘つかんだりしてるんだって。

今野：(東京03とのつながりから)すぐにあかりんさんとも連絡つけられるんじゃない？
高橋：そういうんじゃないんですよ。連絡なんかつけてどうするんだって言う。
(中略)
今野：うらやましいの？
高橋：うらやましいっていうか、近づきすぎている。

その後も「近づきすぎている」を連発するパーケンさん。
自分も同じ芸能人であると言うことを完全に無視しているパーケンさん。
共演の機会だって今後ないとはいえないくらいの位置にはあると思うんだけど、もしもそうなったらどうなっちゃうんだろうパーケンさん。
そんなパーケンさんをこれからも応援しています。