虫の居所が気になって仕方ないのだ。

動物病院で虫の出所はどうやら子猫のコバケンだろうと推定され、病院で処方された虫下しを二回飲ませたら、とりあえずこの1ヶ月虫は出てきていない(とはいえ初めて虫が出た日から2回目までの間もちょうど1ヶ月くらいだったので、まだまだ油断はできないのだ)。
虫が駆除されて栄養を取られなくなったから、というわけでもないだろうが、コバケンのお腹がぽよんとふくれて、丸っこい体型になってきた。細い子猫体型はどうやら卒業らしい。大柄で胴体がぱーんと張ったヲザワの隣にいると華奢で小さく見えるので、あまり成長に気づかずにいたのだが、着々と「大きめの子猫」から「小柄な成猫」へと成長を遂げつつあるようだ。食欲も旺盛で、猫缶はヲザワの分も奪い取らんばかりの勢いで食べるし、朝は夫が飲む牛乳を目当てに食卓のそばに陣取って待ちかまえている。どんなに大きくなってもいいからお腹で虫だけは育てないでくれ、と飼い主はひたすらに祈るばかりだ。